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📺テレビ業界の裏方スタッフ6選とそれぞれの職業のなり方まとめ📺

こんにちは🌞放送芸術学院専門学校です

今回は、テレビ業界の裏方スタッフ6選と、それぞれの職業のなり方をご紹介します

 

私たちの生活に深く浸透しているテレビはメディアの王様ともいわれるほど強い影響力をもち、テレビを観て育ったという人も多いと思います。私たちが当たり前のように観ているすべてのテレビ番組には裏方スタッフがいて、それぞれの分野の専門家や全体を統括するディレクター、プロデューサーなどが活躍しているからこそ質の高い番組が出来上がります。

今回は、そんなテレビ業界の中でもAD(制作スタッフ)やカメラマン、音声、照明、ヘアメイク、スタイリストといったテレビ番組制作の「裏方」にスポットを当てたいと思います。

 

 

テレビ業界で活躍する「裏方」の職業を紹介

AD(制作スタッフ)

ADとは、アシスタントディレクターのことです。名前のとおり、ディレクターのアシスタント(助手)として現場で動くスタッフです。ディレクターは制作を統括する工場長のような立場なので、その工場長の指示に従って動くのがADというわけです。ADは、撮影場所の確保、取材先との交渉、撮影スケジュール作成、出演者の楽屋準備、撮影に必要なものの買い出しなど、テレビ番組の制作におけるあらゆる作業を担うので、実際に動いているADの活躍によって実質的に番組が制作されているといってもよいでしょう。全国ネットの番組だと1つの番組に3~5名のADが存在しています。ADの多くは、テレビ番組制作会社に所属しています。

 

カメラマン

テレビ番組には映像が欠かせません。その映像を現場で撮影するのがカメラマンです。カメラマンというと写真を撮影する職業も同じ名称ですが、テレビ業界のカメラマンは動画を撮影する技術の専門家です。出演者が「カメラさん」と呼ぶこともあり、活躍の場はスタジオだけでなくロケ地など屋外になることもあります。ロケ番組だと1~2名、スタジオ収録の番組だと、4~5名のカメラマンが稼働します。

 

音声

上記のカメラマンが映像の専門家であるのに対して、音声は音の専門家です。よくテレビ局内や出演者などからは「音声さん」と呼ばれるスタッフで、番組収録の際には、出演者にピンマイクを付けたり、出演者の声を収音する役割を担います。出演者が多い番組の場合、ガンマイクと呼ばれる1つのマイクで多くの音を収音するマイクを使用します。テレビ番組は映像だけでは成り立たないので、もう1つの欠かせない要素を担う重要なスタッフです。

 

照明

テレビ番組制作において、上記のカメラマン・音声とセットで、もう1つ重要な仕事が「照明」です。映画やドラマにおいて出演者に光をあてたり、グルメ番組において、料理をおいしそうに見せたり、照明の仕事は1つ1つのシーンを際立たせるために必要不可欠な仕事です。コンサートやライブの照明の仕事と類似していますが、テレビ番組の照明は、カメラを通して視聴者に伝えるので、よりきめ細かな技術が要求されます。

 

ヘアメイク

テレビ番組の出演者は髪型やメイクも重要なルックスの一部です。その髪型や顔のメイクを整えて「番組映え」するように演出するのがヘアメイク(ヘアメイクアーティスト)です。出演者の好感度やイメージアップにも直結するので、ヘアメイクも番組制作に欠かせないスタッフです。

 

スタイリスト

上記のヘアメイクと同じく出演者のルックスに関わる職業が、スタイリストです。出演時の服装を選び、提案し、揃えるのが主な仕事です。ヘアメイクと同様に服装も出演者のイメージに大きく影響するので、持ち前のセンスとファッションに関する知識と経験が武器になります。

 

テレビ業界の専門職になる方法

制作・技術スタッフ系

ADやカメラマン、音声、照明といったテレビ番組制作に直接関わるスタッフになるには、テレビ局に就職するか、番組制作を専門的に行っている番組制作会社・番組技術会社の社員になる方法があります。どちらに就職するとしてもテレビ番組制作に直接関わるので、テレビ番組がどのように作られているのかを企画段階から知り、映像や音声の収録、そして編集によって作り込まれていく流れを学ぶ必要があります。

カメラマンや音声、照明に関しては専門職なので、機材の取り扱いや操作、そして収録に関する専門技術を学ぶ必要があります。また、いずれも現場で仕事をするスタッフなので出演者も含めてスムーズに撮影が進むようコミュニケーション能力も重要になるでしょう。

 

ヘアメイク、スタイリスト系

ヘアメイクやスタイリストといったルックスに関わる職業は、それぞれの知識・技術を専門学校などで学び、メイクやスタイリスト専門の会社に就職するか、タレント専属スタッフとなって活躍することになります。

 

憧れのテレビ業界に進むには「パイプ」も重要

憧れのテレビ業界で働きたいと思う人は多いと思いますが、人気のある業種だけに希望者が多く、狭き門であることは知っている人も多いと思います。そこで重要になるのが、現役のプロに学ぶことと、業界につながる「パイプ」です。

当校にはテレビ業界を目指せるコースとして、4年制の「CG&映像ディレクターコース」や、3年制の「動画クリエイターコース」「メイク&スタイリストコース」、2年制の「テレビ番組制作コース」「テレビ&ライブカメラマンコース」「音声&音響エンジニアコース」「照明エンジニアコース」があります。いずれも現役のプロから学ぶことができ、在学中から産学連携プロジェクトで実際の番組制作を経験することができる本格的なコースです。

 

現役のプロから学ぶことはとても実践的で、即戦力を求めるテレビ業界からのニーズにも合致するものです。しかし、それだけで就職戦線を勝ち抜くのは難しく、最後にモノを言うのが「パイプ」や「つながり」です。放送業界が作った専門学校である当校にはテレビ局をはじめメディア業界と深い関わりがあり、こうした関係性をいかしてテレビ業界への就職を強力にバックアップします。

 

テレビ番組制作のプロは活躍の場が広がっている

最後にもう1つ、テレビ番組制作の技術を学んだ人に新しい世界が広がっていることにも触れておきましょう。それは、ネットの動画配信です。YouTuberやアーティストのPV配信などネットで動画に触れる機会がとても多くなりましたが、こうした世界でもテレビ制作技術のプロたちが活躍しています。質の高い映像は強い発信力を持ち、「バズる動画」の制作にもテレビ番組制作の技術が欠かせない時代です。

 

テレビ番組制作を基礎から学び、テレビ業界で通用するプロになることは、無限に広がるネット動画の世界で活躍できることも意味しています。

 

 

 

【テレビスタッフを学べる学科・コース】

→CG&映像ディレクターコース https://www.bac.ac.jp/course/cg_video.html

→動画クリエイターコース https://www.bac.ac.jp/course/video_creator.html

→メイク&スタイリストコース https://www.bac.ac.jp/course/makeup.html

→テレビ番組制作コース https://www.bac.ac.jp/course/tv_production.html

→テレビ&ライブカメラマンコース https://www.bac.ac.jp/course/tv_enginner.html

→音声&音響エンジニアコース https://www.bac.ac.jp/course/acoustic_engineer.html

→照明エンジニアコース https://www.bac.ac.jp/course/lighting_enginee.html